| 現在、高尿酸血症・痛風の治療はガイドラインというきまりごとに基づいて行われるようになっています。最適な治療を多くの患者さんに提供できるようにした最大公約数的な意味もありますから、実際には患者さんのからだの他の問題と兼ね合わせて当てはめる必要があります。 ここで注目したいのは、治療には3つの柱があって、それぞれは独立して重要な意味をもつことです。尿酸値の高さによって考える治療、すなわち薬を使って尿酸を下げる治療はあくまでも痛風発作のように尿酸が高いことが実際によくないと明らかにされている問題を解決するために行うべきこと、逆に発作がなくても生活習慣の改善で尿酸値を下げる努力は動脈硬化などの危険を減らすために全員で必要なこと、尿路結石の危険は別途あるので、尿路管理は全員で行う必要があること、などの骨子をあらわしています。これを一目でわかる図にしたものを示します。 |