痛風発作は急性の関節炎であり、痛風発作の治療の基本は炎症を抑えることです。
●初めて痛風発作を起こした方 これまでに健康診断や人間ドックで尿酸値が高いと言われた経験がある、または血縁者(主として男性)に痛風の方、尿酸値の高い方、尿路結石や腎臓の病気のあった方がいるならば、今回の痛みが痛風の発作である可能性がありますが、病気の診断そのものは自己判断は禁物です。できるだけ早く医師に相談してください。 なお、発作を起こす前触れとして、今の痛い場所が前の日などにむずむずしたり、ぴりぴりしたり、何らかの前兆はなかったでしょうか?そのことも医師に報告して診断の助けにしてください。この痛みがもし痛風発作ならば、適切な鎮痛療法を用いなければ2〜3日は治りません。早急に内科もしくは整形外科を受診してください。
●過去に痛風発作を経験している方 今の痛みは、そのときのものに似ていますか? 痛みの前に上述のような前兆はありましたか? もしそうであれば、まず痛風発作に間違いありません。発作は前と同じところに生じる場合と、まったく別の関節に生じる場合があります。鎮痛剤の使用は必ず医師の診察を受けてください。 1. 尿酸降下薬を飲み続けていて発作が起きた方 尿酸降下薬はそのまま飲み続けます。決して急に増やしたり、逆にあわてて減らしたりしないで下さい。 2. しばらく尿酸降下薬を服用していないで発作が起きた方 あわてて尿酸降下薬を再開するともっと発作が悪化することがあります。痛みと炎症が治まるまで、尿酸降下薬の服用はしないで下さい。 3. 尿酸降下薬を服用し忘れて発作を起こした方 2)と同じ理由で、発作の途中で忘れていた尿酸降下薬を再開するのは良くありません。必ず発作が治まるまで、尿酸降下薬の内服はしないで下さい。また今後は中断することのないような注意も必要です。 いずれにしても、必ず早期に主治医の診察を受けて下さい。発作の最中は尿酸値はあまり高くないこともありますので、検査の結果、意外と尿酸が低いからと言って、その後の尿酸降下療法を怠らないようにも注意してください。
●どんなときに発作が起こりやすいか? 尿酸降下薬の中断などの、薬に関係した理由もありますが、むしろ、最近飲酒量が増えている、体重が増えてきた、急に激しい運動をするようになった、ストレスがかさんでいる、忙しくてゆっくり食事をしたり水分を補給したりしている暇がない、冬ならば寒いところに長時間いた、夏ならば夜間に冷房を強くして寝ている、などの生活のちょっとした変化から発作の誘因をつくることが多くあります。
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